用ゆ(読み)モチユ

デジタル大辞泉 「用ゆ」の意味・読み・例文・類語

もち・ゆ【用ゆ】

[動ヤ上二]《「もち(用)いる」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「用ゆる」となる例が多い》「用いる」に同じ。
「今の政府は力と智とを―・ゆ」〈福沢学問のすゝめ
「汝がいふ所まことにおろかなり…一も―・ゆべからず」〈宇治拾遺・一五〉

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