田中隆三(読み)タナカ リュウゾウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「田中隆三」の解説

田中 隆三
タナカ リュウゾウ


肩書
衆院議員(立憲民政党),文相

生年月日
元治1年10月(1864年)

出生地
秋田県

学歴
東京帝国大学法科大学英法科〔明治22年〕卒

経歴
農商務省に入り、鉱山監督官、衆議院書記官、法制局参事官、農商務省鉱山局長、行政裁判所評定官などをへて農商務次官となって退官。弁護士をしたのち実業界に入り、藤田鉱業、富士生命保険などの重役に就任する。その後政界に入り、衆院議員に7選。文部大臣などを歴任し、昭和8年に引退。11年枢密顧問官となった。趣味の古銭蒐集鑑定でも有名。

没年月日
昭和15年12月6日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「田中隆三」の解説

田中 隆三
タナカ リュウゾウ

大正・昭和期の官僚,政治家 衆院議員(立憲民政党);文相。



生年
元治1年10月(1864年)

没年
昭和15(1940)年12月6日

出生地
秋田県

学歴〔年〕
東京帝国大学法科大学英法科〔明治22年〕卒

経歴
農商務省に入り、鉱山監督官、衆議院書記官、法制局参事官、農商務省鉱山局長、行政裁判所評定官などをへて農商務次官となって退官。弁護士をしたのち実業界に入り、藤田鉱業、富士生命保険などの重役に就任する。その後政界に入り、衆院議員に7選。文部大臣などを歴任し、昭和8年に引退。11年枢密顧問官となった。趣味の古銭蒐集鑑定でも有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中隆三」の解説

田中隆三 たなか-りゅうぞう

1864-1940 明治-昭和時代前期の官僚,政治家。
元治(げんじ)元年10月15日生まれ。農商務省にはいり,鉱山局長をへて農商務次官。実業界さらに政界に転じ,明治45年衆議院議員(当選7回)。政友本党幹事長,民政党総務をつとめ,浜口内閣,第2次若槻内閣の文相を歴任。昭和8年議員を辞任,11年枢密顧問官。昭和15年12月6日死去。77歳。出羽(でわ)楢山(秋田県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android