田丸節郎(読み)タマル セツロウ

20世紀日本人名事典 「田丸節郎」の解説

田丸 節郎
タマル セツロウ

大正・昭和期の化学者 東京工業大学教授。



生年
明治12(1879)年11月1日

没年
昭和19(1944)年8月5日

出生地
岩手県盛岡市

学歴〔年〕
東京帝国大学理科大学化学科〔明治37年〕卒

学位〔年〕
理学博士

経歴
明治41年から大正6年にかけて、ドイツハーバーの許でアンモニア合成研究にたずさわる。6年帰国し、理化学研究所研究員となり、昭和4年東京工大教授に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田丸節郎」の解説

田丸節郎 たまる-せつろう

1879-1944 明治-昭和時代前期の化学者。
明治12年11月1日生まれ。田丸卓郎の弟。明治41年ドイツに留学,ハーバーのもとでアンモニア合成を研究する。帰国後,理化学研究所研究員となり,昭和4年東京工業大教授。日本学術振興会創設につくした。昭和19年8月5日死去。66歳。岩手県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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