田栗村(読み)たぐりむら

日本歴史地名大系 「田栗村」の解説

田栗村
たぐりむら

[現在地名]美山町田栗

神崎かんざき川が武儀むぎ川に合流する地点の東側に位置する。東は笹賀ささが村、北は椿つばき村に接する小村で、面積に比べ石高が比較的多い。武儀郡に属し、江戸時代初期には椿村とともに笹賀村に含まれていた。明暦三年(一六五七)の川境論返答書(臼井文書)に「谷合村と田栗村に川境御座候」とある。元禄郷帳に高二四五石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android