田能村秋皐(読み)タノムラ シュウコウ

20世紀日本人名事典 「田能村秋皐」の解説

田能村 秋皐
タノムラ シュウコウ

明治・大正期の新聞記者,教歌作者



生年
明治1年(1868年)

没年
大正4(1915)年1月16日

出身地
豊後国(大分県)

本名
田能村 孝靖

学歴〔年〕
明治法律学校(現・明治大学)卒

経歴
文人画家・田能村竹田曾孫に生まれ、幼時好んで詩を作る。明治法律学校に入り、のち中国法制史を研究し書籍を1冊著す。その後、読売新聞社に入り、流行語などを入れた新趣向の狂歌を「へなぶり」と名付け、朴念仁、朴山人の筆名で新聞に掲載した。のち日本新聞社に転じた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田能村秋皐」の解説

田能村秋皐 たのむら-しゅうこう

1868-1915 明治-大正時代の新聞記者,狂歌作者。
明治元年生まれ。田能村竹田の曾孫(そうそん)。豊後(ぶんご)(大分県)の人。読売新聞社にはいり,流行語などをいれた新趣向の狂歌を「へなぶり」と名づけ,朴念仁(ぼくねんじん),朴山人の筆名で新聞に掲載した。大正4年1月16日死去。48歳。明治法律学校(現明大)卒。名は孝靖。通称は梅士。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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