田路村(読み)たじむら

日本歴史地名大系 「田路村」の解説

田路村
たじむら

[現在地名]柏原町田路

南は尾根筋を隔てて北山きたやま村と境を接し、通称おば坂を越えると鴨野かもの村を経て播磨方面に通じる。康安二年(一三六二)七月三日の弾正親王令旨(広橋本改元部類記裏文書)に「丹波国新屋庄内田地村」とみえ、宮内少輔に当村が宛行われている。慶長三年(一五九八)織田信包(柏原藩)領となる。正保郷帳に村名がみえ田高五〇九石余・畠高二三石余、林少し、日損あり、水損少し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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