田辺昭三(読み)たなべ しょうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田辺昭三」の解説

田辺昭三 たなべ-しょうぞう

1933-2006 昭和後期-平成時代の考古学者。
昭和8年8月8日生まれ。京都市埋蔵文化財研究所調査部長などをへて,平成3年京都造形芸術大教授。大阪府の陶邑(すえむら)古窯址群の須恵器窯を研究,「須恵器大成」にまとめ,昭和58年学士院賞。55年の琵琶湖(びわこ)湖底粟津遺跡の調査など,水中考古学にとりくんだ。平成18年2月20日死去。72歳。静岡県出身。立命館大卒。著作に「謎の女王卑弥呼」「発掘」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む