甲冑師鐔(読み)かっちゅうしつば

精選版 日本国語大辞典 「甲冑師鐔」の意味・読み・例文・類語

かっちゅうし‐つばカッチウ‥【甲冑師鐔】

  1. 〘 名詞 〙 室町時代甲冑師が作った鉄の鐔。薄手の角耳形で簡単な透かし彫りの部分が多く、複雑な文様のものがあり、土手耳のものなどもみられる。建久年間(一一九〇‐九九明珍宗介創作といい、江戸時代には明珍蓬莱春田早乙女の四派に分かれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む