甲屋町(読み)かぶとやちよう

日本歴史地名大系 「甲屋町」の解説

甲屋町
かぶとやちよう

中京区堺町通六角下ル

南北に通る堺町さかいまち通を挟む両側町

平安京条坊では、左京四条四坊一保七町の中央。

寛永一四年(一六三七)洛中絵図に「甲屋町」とあり、以後変化はない。籏天蓋仕立の職人(京羽二重)、両替屋井筒屋(京羽二重織留大全)居住。なお、寛永二〇年(一六四三)一二月一三日の上下京人御改帳面によると、当町には「松平下野殿ニ奉公」の山下宗司なる浪人が住んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 京羽二重 月鉾

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む