甲崎村(読み)こうざきむら

日本歴史地名大系 「甲崎村」の解説

甲崎村
こうざきむら

[現在地名]彦根市甲崎町

上西川かみにしがわ村の北、薩摩さつま村の南に位置する。「木間攫」はかつては神崎と書いたが、寛永年間(一六二四―四四)から甲崎と表記が変わったと記す。承平元年(九三一)成立の「竹生島縁起(諸寺縁起集)にみえる神崎浜は当地のことか。慶長三年(一五九八)七月の御蔵入目録(浅野家文書)に「水所神崎村」とあり、五三九石余が豊臣秀吉直轄領として代官浅野長吉の管理下に置かれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android