旧愛知郡・神崎郡地区
きゆうえちぐん・かんざきぐんちく
彦根市の南部、ほぼ宇曾川と愛知川に挟まれた地域で、琵琶湖に面する。宇曾川左岸に荒神山(二六一・五メートル)があるほかは沖積平野が広がり、文禄川・来迎川などが流れる。かつては東部は愛知郡、西部は神崎郡に属し、江戸時代には愛知郡の村二〇、神崎郡の村一一があった。明治二二年(一八八九)の町村制施行により愛知郡三津村など九村が合併して同郡稲枝村、同郡上岡部村など六村と神崎郡甲崎村など三村が合併して愛知郡稲村、神崎郡本庄村など八村が合併して同郡葉枝見村となった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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