甲津原村(読み)こうづはらむら

日本歴史地名大系 「甲津原村」の解説

甲津原村
こうづはらむら

[現在地名]伊吹町甲津原

曲谷まがたに村の北、浅井あざい郡の北東端に位置し、北と東は美濃揖斐いび郡。あね川の源流中津又なかづまた谷に左岸より瀬戸山せとやま谷、右岸より向山むこうやま谷が流入する地域の左岸に位置。北部・東部は標高一〇〇〇メートル以上の伊吹山地で、鳥越とりごえ(一〇七四メートル)新穂しんぽ(一〇六七メートル)瀬戸せと(一〇四〇・三メートル)・ブンゲン(射能山、一二五九・七メートル)などがある。東の国境新穂(標高九一八メートル)を越えて諸家もろか(現岐阜県揖斐郡坂内村)へ出る新穂越があり、「輿地志略」は加須川かすがわ越と記す。その南の品又しなまた(標高一〇二〇メートル)を経て美濃へ通じる道もある。当村は平家落人の集落と伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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