甲田南遺跡(読み)こうだみなみいせき

日本歴史地名大系 「甲田南遺跡」の解説

甲田南遺跡
こうだみなみいせき

[現在地名]富田林市甲田

石川西岸の標高六一―六六メートル前後の下位段丘上に位置し、弥生時代中期を中心として縄文―鎌倉時代にわたる複合遺跡。昭和五〇年(一九七五)下水道工事の際、遺物が多数出土し、その所在が明らかとなった。同五六年、道路工事に伴い発掘調査が実施された。竪穴住居跡三〇棟および集落を囲む環濠・住居群を区画する小溝・木棺墓などが検出され、住居跡は大きく五群に大別される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む