申し下す(読み)もうしくだす

精選版 日本国語大辞典 「申し下す」の意味・読み・例文・類語

もうし‐くだ・すまうし‥【申下】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
  2. お願いして下げてもらう。お願いして受ける。申し受ける。
    1. [初出の実例]「てぐるまの宣旨(せんじ)を申くださむ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
  3. お願いして自分達のところへ来ていただく。
    1. [初出の実例]「承久より以来(このかた)、儲王摂家の間に、理世安民の器に相当り給へる貴族一人鎌倉へ申し下し奉て、征夷将軍と仰」(出典:太平記(14C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む