男なら(読み)おとこなら

精選版 日本国語大辞典 「男なら」の意味・読み・例文・類語

おとこならをとこなら【男なら】

  1. 民謡山口県萩地方でうたわれた唄。文久三年(一八六三毛利藩が米・仏軍と戦うため、菊ケ浜に防塁を築くとき女たちがうたい出したもの。明治維新の頃、特に流行した。はやしことばから「オーシャリ節」ともいう。維新音頭。長州音頭。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「男なら」の解説

男なら〔民謡〕

山口県の民謡。萩市周辺で歌われる。幕末長州藩で、外国船襲撃に備えるための土塁工事に携わった女性たちによって歌われ始めたとされる。囃し言葉の「オーシャリ」から『オーシャリ節』とも。

男なら〔曲名〕

日本ポピュラー音楽。歌は女性演歌歌手、松原のぶえ。1988年発売。作詞吉岡治作曲:岡千秋。

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