男女ノ川の力士時代

共同通信ニュース用語解説 「男女ノ川の力士時代」の解説

男女ノ川の力士時代

1924年春場所(1月)で初土俵。しこ名は小倉百人一首に収められた陽成院ようぜいいんの「筑波嶺の 峰より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」の歌に詠まれ、出身地近くを流れる小川にちなんだ。巨体怪力を生かした取り口が身上で、不滅の69連勝を誇る双葉山のほか、玉錦、武蔵山とともに4横綱時代の一翼を担った。自転車や乗用車の運転、早稲田大に通うなど、土俵外での話題も多かった。42年春場所限りで引退し、一代年寄「男女ノ川」として親方を約2年半務めた。

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