怪力(読み)カイリキ

デジタル大辞泉 「怪力」の意味・読み・例文・類語

かい‐りき〔クワイ‐〕【怪力】

並外れて強い力。不思議な力、または、働き。「怪力無双」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怪力」の意味・読み・例文・類語

かい‐りょくクヮイ‥【怪力】

  1. 〘 名詞 〙かいりき(怪力)
    1. [初出の実例]「大の男を掴んで四五丈許りぞ抛げたりする。其の怪力(クヮイリョク)比類にや怖れたりけん」(出典太平記(14C後)五)

かい‐りきクヮイ‥【怪力】

  1. 〘 名詞 〙 ふしぎなほど強い力。並みはずれて強い力。快力。かいりょく。〔和漢雅俗いろは辞典(1888‐89)〕
    1. [初出の実例]「与三の腕は満身の怪力にブルブルと打ち震へた」(出典:良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「怪力」の読み・字形・画数・意味

【怪力】かい(くわい)りよく

ふしぎな力。怪異なもの。〔論語、述而〕子(し)、怪力亂を語らず。

字通「怪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android