男成村(読み)おとこなりむら

日本歴史地名大系 「男成村」の解説

男成村
おとこなりむら

[現在地名]矢部町男成

東は河内(かわうち)村・上河井野(かみがわいの)村、西は尾野尻(おのじり)村に接する。日向往還が通り、集落西の竜の鼻(たつのはな)に元禄一二年(一六九九)銘の当県内最古の道標が建ち、東には幕末掘削と推定される素掘りの山屋(やまや)トンネルがある。北東に望む見岳(みたけ)山(六三三メートル)は別名男成嶽といい、矢部郷各所から山容が見える。正平九年(一三五四)八月一三日の肥後矢部郷村注文(阿蘇家文書)に「をとこなり」とあり、貫高は八四貫三〇〇文で郷中最高であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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