町之田村(読み)ちようのたむら

日本歴史地名大系 「町之田村」の解説

町之田村
ちようのたむら

[現在地名]篠山市町ノ田

大山中おおやまなか村の中ほど東手に位置し、池尻いけじり川・薬師やくし川が流れる。中世長安寺ちようあんじなどとともに大山庄内の池尻村に比定される。承応三年(一六五四)頃に大山中村から分立したという。延宝二年(一六七四)の家数一二のうち家来九(大山村史)。「丹波志」に大山庄大山中のうち「町ノ田」とみえ、高一六八石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では大山組のうち「丁之田村」とあり、家数三一・人数一五三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android