町九丁目(読み)こうじまちきゆうちようめ

日本歴史地名大系 「町九丁目」の解説

町九丁目
こうじまちきゆうちようめ

[現在地名]千代田区麹町五丁目

麹町八丁目の西に続く甲州道中に沿う町屋。西は麹町十丁目、北は五番ごばん町、南横町は尾張藩邸の裏門に出る。北横町は俗に薬師横やくしよこ町とよばれた。これは横町に石雲山常仙じようせん寺の薬師があったことによる。町屋は大通りを中心に南北に展開した。南側の町屋裏は旗本屋敷として使用され、正徳五年(一七一五)に一部が幕府台所方の拝領町屋敷となった(沿革図書など)。安永三年小間附町鑑によると小間数は京間八八間余。公役銀を納めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む