画品(読み)がひん

精選版 日本国語大辞典 「画品」の意味・読み・例文・類語

が‐ひんグヮ‥【画品】

  1. 〘 名詞 〙 絵画品位。絵画の品格。また、絵画の優劣を品評し、格を定めること。および、それを書いたもの。
    1. [初出の実例]「右に論ずる写意の法及、前に申述候拙妙の画品は、必実の拙画に相紛れ候故」(出典:随筆・玉洲画趣(1790))
    2. [その他の文献]〔唐国史補‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の画品の言及

【古画品録】より

…中国,5世紀の人,謝赫(しやかく)の撰になる現存最古のまとまった中国画論。《古画品録》そのものは532年から549年の間に成ったと考えられる。三国の呉の曹不興から梁の陸杲(りくこう)(532年没)まで27人の画家を技量に応じて6段階に品等し,それぞれの画家について簡単な論評を加えたもの。…

※「画品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む