界如三千(読み)かいにょさんぜん

精選版 日本国語大辞典 「界如三千」の意味・読み・例文・類語

かいにょ‐さんぜん【界如三千】

  1. 〘 名詞 〙 仏語天台一念三千観法。また、それを修する所。三千諸法は、十界十如、さらに三世間すなわち、五陰世間衆生世間、国土世間に分かれるとして、これによって一切を尽くそうとするもの。→一念三千。〔日蓮遺文‐立正観抄(1274)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む