界如三千(読み)かいにょさんぜん

精選版 日本国語大辞典 「界如三千」の意味・読み・例文・類語

かいにょ‐さんぜん【界如三千】

  1. 〘 名詞 〙 仏語天台一念三千観法。また、それを修する所。三千諸法は、十界十如、さらに三世間すなわち、五陰世間衆生世間、国土世間に分かれるとして、これによって一切を尽くそうとするもの。→一念三千。〔日蓮遺文‐立正観抄(1274)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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