留め役(読み)とめやく

精選版 日本国語大辞典 「留め役」の意味・読み・例文・類語

とめ‐やく【止役・留役】

  1. 〘 名詞 〙
  2. けんか紛争仲裁に当る役目。また、その役をつとめる人。止め手
    1. [初出の実例]「留め役に入ったお民の挿してゐる細い銀のかんざしが飛んで」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
  3. 記録・記帳する役目の人。
    1. [初出の実例]「留役は軽役にて、一役のことを帳面に書留さすべし」(出典:政談(1727頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む