精選版 日本国語大辞典 「留薬」の意味・読み・例文・類語 とめ‐ぐすり【留薬】 〘 名詞 〙① 心悸亢進(しんきこうしん)などを止めるのに用いる鎮静剤。[初出の実例]「あしたを待て動撞の露 蜻蛉の野はくれなゐを留(トメ)薬〈賀子〉」(出典:俳諧・みつがしら(1681))② 写真を焼き付けたあと、定着させて画像の変化を防ぐための液体。定着液。[初出の実例]「画像にフルニスを施す事(フルニス。俗称とめ薬)」(出典:写真鏡図説(1867‐68)〈柳河春三訳〉初) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例