ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異方性エネルギー」の意味・わかりやすい解説 異方性エネルギーいほうせいエネルギーanisotropic energy 結晶軸に対する方向によって変化する電磁気的エネルギー。磁気異方性を例にとると,たとえば鉄の結晶は立方晶系に属する結晶であるが,稜方向と体心対角方向とでは磁気モーメントの向きやすさに約3倍の差がある。異方性エネルギーが最小で,最も向きやすい方向を磁化容易軸という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by