異方性エネルギー(読み)いほうせいエネルギー(その他表記)anisotropic energy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異方性エネルギー」の意味・わかりやすい解説

異方性エネルギー
いほうせいエネルギー
anisotropic energy

結晶軸に対する方向によって変化する電磁気的エネルギー磁気異方性を例にとると,たとえば鉄の結晶立方晶系に属する結晶であるが,稜方向と体心対角方向とでは磁気モーメントの向きやすさに約3倍の差がある。異方性エネルギーが最小で,最も向きやすい方向を磁化容易軸という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む