立方晶系(読み)リッポウショウケイ

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最新 地学事典 「立方晶系」の解説

りっぽうしょうけい
立方晶系

cubic system ,regular system ,tesseral system ,isometric system

結晶系の一つ。3本の結晶軸が直交し,軸率が1:1:1であるもの。等軸晶系とも。軸率は他の晶系では一般にabcと表されるが,立方晶系では3方向の軸率が等価なのでa1a2a3という表現をとることが多い。この晶系には五つの晶族が属し,そのうち対称の要素の組合せの最も多い完面像晶族では一般面の同価面数は48になる。3本の結晶軸の方向に四回回転軸または二回回転軸,これらの対称軸と54°44′08″をなして4本の三回回転軸があるのがこの晶系の特徴である。

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参照項目:結晶系

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化学辞典 第2版 「立方晶系」の解説

立方晶系
リッポウショウケイ
cubic system

結晶の単位格子立方体となる結晶系.直交する3本の結晶軸abcが互いに等価であるため,等軸晶系とよぶこともある.結晶の点群対称要素としては,3軸が同等なため,立方体の各体対角線方向に対して互いに109°28′の角度をなして交わる4本の3回回転軸をもち,関係点群は5種類ある.ブラベ格子は単純立方,体心立方,面心立方のいずれかである.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「立方晶系」の意味・わかりやすい解説

立方晶系
りっぽうしょうけい
cubic system

等軸晶系ともいう。結晶系の1つで,最も対称性が高い。結晶軸の長さはすべて等しく,a=b=c,結晶軸のなす角はすべて直角で,α=β=γ=90°である。岩塩ダイヤモンド,金,鉄,アルミニウムなど多くの物質の結晶がこれに属する。屈折率電気伝導熱膨張などは等方的で,弾性における異方性も小さく,普通は等方として扱う。単軸結晶である。

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