一般には,磁性体の熱力学的量が結晶中の方向によって異なることをいうが,とくに単結晶の強磁性体,フェリ磁性体や反強磁性体の自発磁化の向きが,結晶中の任意の方向に向けられるとき,自由エネルギーが変化することをいうことが多い.このときは磁気異方性エネルギーといわれる.磁気異方性の原因は,原子またはイオンの磁気モーメントの間の双極子-双極子相互作用や,電子のスピン-軌道相互作用などである.磁気異方性エネルギーは結晶軸に対する自発磁化の方向余弦の展開関数として表され,その比例係数(複数)を磁気異方性定数という.磁気異方性定数は,一般には温度が上昇するにつれて減少し,キュリー温度あるいはネール温度以上では非常に小さくなる.磁気異方性定数は,単結晶の試料に任意の方向に磁場を作用させたときに生じるトルク,または磁気共鳴吸収を測定することによって求められる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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