異端駁論(読み)いたんばくろん(その他表記)Adversus haereses

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異端駁論」の意味・わかりやすい解説

異端駁論
いたんばくろん
Adversus haereses

エイレナイオス主著。全5巻。グノーシス派に対する徹底した駁論であり,グノーシス派についての説明 (1巻) ,特にウァレンチヌス派批判 (2巻) ,主として聖書に基づくグノーシス派の不合理性の立証 (3~5巻) という構成である。当時の異端思想と伝統的思想を知るうえにも貴重な文献である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む