駁論(読み)バクロン

デジタル大辞泉 「駁論」の意味・読み・例文・類語

ばく‐ろん【×駁論】

[名](スル)相手の論を非難し、反対意見を述べること。また、その議論。「口角泡を飛ばして駁論する」
[類語]批判論難弁難批難批正酷評冷評痛論否定反論反対・不賛成・不同意不承知異議異論異存抵抗造反対立難ずるあげつらばくする非を打つを唱えるを立てる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駁論」の意味・読み・例文・類語

ばく‐ろん【駁論】

〘名〙 (「ばく」は「駁」の慣用音。「はくろん」とも) 他人の説を非難、攻撃すること。また、その議論。
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「駁論して曰く、三君の言皆僻論に属す、是に似て而して非也」 〔晉書‐杜軫伝〕

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普及版 字通 「駁論」の読み・字形・画数・意味

【駁論】ばくろん

反駁の論。駁議。〔晋書良吏、杜軫伝〕軫、聞廣、奏議駁論、多く施用せらる。

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