畳字(読み)ジョウジ

精選版 日本国語大辞典 「畳字」の意味・読み・例文・類語

じょう‐じデフ‥【畳字】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 同じかな、漢字を繰り返すこと。また、そのときに、その字の代わりに用いる符号踊り字。送り字。重ね字。
    1. [初出の実例]「畳字これをのぞく」(出典:名語記(1275)七)
    2. [その他の文献]〔余叢考‐巻二三一・畳字詩〕
  3. 漢字の熟語。また、古辞書の部立の一つ。
    1. [初出の実例]「第十二双対 隔衆字同畳字是也」(出典作文大体(1108頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の畳字の言及

【躍字】より

…同じ字の繰返しであることを示す符号。踊字とも書き,古くは畳字(じようじ),重点などといった。現在,漢字では〈々〉〈〉を用い,仮名では〈ゝ〉〈〉を用いる。…

※「畳字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む