疫癘(読み)エキレイ

デジタル大辞泉 「疫癘」の意味・読み・例文・類語

えき‐れい【疫×癘】

悪性流行病疫病

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疫癘」の意味・読み・例文・類語

えき‐れい【疫癘】

  1. 〘 名詞 〙 悪性の流行病。疫病。えやみ。時疫。
    1. [初出の実例]「勅。如聞。疫癘之時。民庶相憚。不水火」(出典日本後紀‐延暦二四年(805)七月壬辰)
    2. 「明の春は疫病(エキレイ)はやり、丸之助夫婦相はてしより」(出典:浮世草子懐硯(1687)四)
    3. [その他の文献]〔論衡‐命義〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android