痒がる(読み)かゆがる

精選版 日本国語大辞典 「痒がる」の意味・読み・例文・類語

かゆ‐が・る【痒がる】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 形容詞「かゆい」の語幹接尾語「がる」の付いたもの ) かゆく感じてそれをしきりに様子に表わす。
    1. [初出の実例]「数月ありて吾半身痒(カユカル)」(出典:冥報記長治二年点(1105))
    2. 「かゆがること限りなし」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android