痛も(読み)いたも

精選版 日本国語大辞典 「痛も」の意味・読み・例文・類語

いた‐も【痛も・甚も】

  1. 〘 副詞 〙 ( 形容詞いたい」の語幹「いた」に助詞「も」の付いたもの ) 程度のはなはだしいさまを表わす語。とても。非常に。
    1. [初出の実例]「君に恋ひ痛毛(いたモ)すべ無み葦鶴(あしたづ)のねのみし泣かゆ朝夕(よひ)にして」(出典万葉集(8C後)三・四五六)

痛もの補助注記

上代、特に「万葉」に集中し、かつ「いたもすべなし」という表現にあらわれる。

痛もの語誌

いた(痛)の語誌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 語誌

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む