痛吟味(読み)いためぎんみ

精選版 日本国語大辞典 「痛吟味」の意味・読み・例文・類語

いため‐ぎんみ【痛吟味】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代拷問のこと。「拷問」と呼ばれた笞打(むちう)ちと、「牢問」と呼ばれた石抱(いしだ)き、海老責(えびぜ)め、吊責(つるしぜ)めの四種の幕府法上の総称被疑者が普通の吟味で白状しない場合に、肉体を痛めつけ、苦痛を与えることにより自白させたところからいう。いため。責問(せめどい)。厳敷吟味(きびしきぎんみ)
    1. [初出の実例]「一痛め吟味いたし候ものは、厳敷、又は再応厳しく及吟味候」(出典:公事吟味物心得)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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