痤瘡治療剤(読み)ザソウチリョウザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「痤瘡治療剤」の解説

痤瘡治療剤

製品名
《アダパレン製剤》
ディフェリン(ガルデルマ、マルホ
《オゼノキサシン製剤》
ゼビアックス(マルホ)
《過酸化ベンゾイル製剤》
ベピオゲル(マルホ)
《クリンダマイシンリン酸エステル水和物・過酸化ベンゾイル配合剤》
デュアック(グラクソ・スミスクライン)

 尋常性痤瘡の治療に用いられます。オゼノキサシン製剤化膿性炎症をともなう痤瘡表在性皮膚感染症に用いられます。


 副作用として、過敏症状発疹ほっしんかゆみなど)が現れることがあります。クリンダマイシンリン酸エステル水和物・過酸化ベンゾイル製剤では大腸炎が起こることがあります。このような症状が現れたら使用を止め、すぐ医師に相談してください。


 また、皮膚乾燥、かゆみなどが現れることもあります。このような症状が現れたときは医師・薬剤師に相談してください。


①ゲルやローションで、1日1回患部に塗布します。痤瘡には、洗顔後、患部に塗布します。


②治療開始後一定期間で症状の改善がみられない場合には、使用を中止します。定期的に受診してください。


③現在使用中の薬、持病既往症妊娠、現在妊娠する可能性有無などを必ず医師に報告してください。この薬で過敏症状を起こしたことのある人には使用できません。また、アダパレン製剤は、妊娠または妊娠の可能性のある人には使用できません。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

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