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大腸炎 だいちょうえん colitis

翻訳|colitis

7件 の用語解説(大腸炎の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大腸炎
だいちょうえん
colitis

大腸カタル。大腸の炎症で,部位によって盲腸炎虫垂炎S状結腸炎に区別される。細菌による感染性のもの,抗生物質で起るもの,大腸の血流障害によるものなど,原因はさまざま。症状は原因により異なるが,下痢と大腸に沿った圧痛があり,索状物を体外から触知できる。

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デジタル大辞泉の解説

だいちょう‐えん〔ダイチヤウ‐〕【大腸炎】

大腸の炎症。急性と慢性とがあり、細菌性のものは急性の場合が多い。下痢・腹痛・粘血便などの症状がある。

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百科事典マイペディアの解説

大腸炎【だいちょうえん】

大腸粘膜の炎症。大腸カタルとも。消化管炎症の部分的現象として起こることが多く,下痢,腹痛などを呈する。原因は細菌やウイルス,原虫などの感染,消化不良食中毒,抗生物質の使用による菌交代症などで,食事療法が必要。
→関連項目痔瘻赤痢腸捻転腹痛

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栄養・生化学辞典の解説

大腸炎

 病変が主に大腸にある腸炎.下痢や下腹痛を起こすことがある.アメーバ性,細菌性,虚血性のものがあり,クローン病でも起こる.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

だいちょうえん【大腸炎 colitis】

大腸の炎症。外部からの刺激作用に対する生体の応答の表現で,いろいろな病気が含まれる。病理学的には,急性・慢性カタル性(この場合を大腸カタルという),出血性,壊死性,偽膜性,化膿性などの病変がある。消化管全般にわたる炎症の部分的な現象として現れたり,また独立して大腸に現れたりする。特異性大腸炎と原因不明の非特異性大腸炎に分けられ,特異性のものとしては,細菌性赤痢,粘膜侵入性大腸菌腸管出血性大腸菌(O‐157),カンピロバクター腸炎,大腸結核症,淋菌性直腸炎,クラミジア直腸炎,大腸放線菌症アメーバ赤痢日本住血吸虫症,バランチジウム症などがあり,非特異性の大腸炎としては,潰瘍性大腸炎,大腸クローン病(肉芽腫性大腸炎),非特異性(単純性)結腸潰瘍,ベーチェット病放射線照射性大腸炎,大腸憩室炎,虚血性大腸炎偽膜性大腸炎,抗生物質惹起性大腸炎,尿毒症性大腸炎などがある。

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大辞林 第三版の解説

だいちょうえん【大腸炎】

大腸に起こる炎症。ウイルスや細菌などの感染によって起こるものと原因不明のものがある。腹痛・血便・下痢を伴う。大腸カタル。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

大腸炎
だいちょうえん
colitis

大腸の炎症性疾患の総称で、多種多様の疾患を含み、いろいろな分類法がある。(1)発病期間によって急性と慢性に分けられるが、区別はかならずしも明確でない。普通、数か月に及ぶものは急性大腸炎とはよばない。急性大腸炎の多くは感染性大腸炎であり、慢性大腸炎は潰瘍(かいよう)性大腸炎やクローン病など非特異性大腸炎の場合が多い。(2)部位や広がりによって、びまん性と限局性に分ける。びまん性大腸炎は潰瘍性大腸炎、限局性大腸炎はクローン病や腸結核がそれぞれ代表例である。(3)感染の有無からは、感染性と非感染性に分ける。感染性大腸炎は細菌性赤痢、腸チフス、サルモネラ腸炎など、細菌感染による急性大腸炎がほとんどであるが、腸結核やアメーバ症などでは慢性の経過をとる。(4)病因が明確であるかどうかによっては、特異性と非特異性に分けられる。特異性大腸炎は病因の明確なものの総称で、腸結核、細菌性赤痢、サルモネラ腸炎などが含まれる。非特異性大腸炎は病因が不明で、特発性大腸炎ともよばれ、潰瘍性大腸炎やクローン病が代表例である。(5)このほか、子宮癌(がん)の放射線治療後にみられる難治性の放射線性大腸炎、抗生物質投与による菌交代現象で生ずる大腸炎、動脈硬化症や糖尿病などに併発する虚血性大腸炎、食中毒による感染性大腸炎などがある。
 主症状は下痢で、腹痛や発熱を伴うことが多い。糞便(ふんべん)の細菌学的検査、大腸内視鏡検査、注腸X線検査などで診断される。[吉田 豊]

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