瘡を掻く(読み)カサヲカク

デジタル大辞泉 「瘡を掻く」の意味・読み・例文・類語

かさ・く

皮膚病にかかる。特に、梅毒にかかる。
業平なりひらの―・かぬも不思議なり」〈柳多留・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瘡を掻く」の意味・読み・例文・類語

かさ【瘡】 を 掻(か)

皮膚病、特に梅毒にかかる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
浄瑠璃伽羅先代萩(1785)道行目鼻も口も何にもなふ。ずんべら坊主の此切首。俄に瘡(カサ)はかくまいし、斯も形の替りしは」

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