瘡腫(読み)そうしょう

精選版 日本国語大辞典 「瘡腫」の意味・読み・例文・類語

そう‐しょうサウ‥【瘡腫】

  1. 〘 名詞 〙 皮膚がはれてうみをもったもの。はれもの。できもの。瘡瘍
    1. [初出の実例]「草尾〈略〉捼葉塗爛眼、伝瘡腫速効」(出典和漢三才図会(1712)九二)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐斉北恵王伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「瘡腫」の読み・字形・画数・意味

【瘡腫】そう(さう)しよう

できもの。〔後漢書、章帝八王、済北恵王寿伝〕(済北王)、九にしてを喪(うしな)ふ。至孝なり。~焦毀(せうき)禮、廬土席、杖身に在り。頭は枇沐(ひもく)(くしけずり、洗うこと)せず、體に瘡腫を生ず。

字通「瘡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android