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瘤胃 りゅういrumen

翻訳|rumen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

瘤胃
りゅうい
rumen

こぶルーメンともいう。ウシヒツジラクダ,シカなど反芻類 (ウシ亜目) と呼ばれる偶蹄類食道に連なる第1の胃。これらの動物の胃は4室に分れており,食道に近いほうから,第1の胃,第2の胃,…と呼ぶ。これらの動物は草食性であるが,瘤胃の中には多種類の原生動物と細菌が多数生息していて,飼料中のセルロースデンプンや糖類などを発酵によって分解し,消化の役に立っている。食物はまず瘤胃にたくわえられて第2の胃 (蜂巣胃) に移り,再び口に戻って細かく噛み砕かれて (反芻) から瘤胃を通らずに,蜂巣胃の一部を通って第3の胃,第4の胃に送られる。瘤胃で消化にあずかった微生物は,第4の胃で反芻類自身の消化酵素で溶かされ,腸から吸収される。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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