ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「癌の要因」の意味・わかりやすい解説 癌の要因がんのよういん ヒトの発癌は 80%以上が「化学発癌物質」によると考えられている。この化学発癌物質は現在 50種類ほど知られており,なかでも調理された肉や魚の焼け焦げやナッツ類についているある種のカビなどが身近のものとしてよく知られている。一方,緑黄色野菜が発癌物質の作用を抑える働きをもっているという研究成果も最近多い。また喫煙は癌の要因としては 30%とされ,かなり大きい。それだけ食生活やライフスタイルが影響しているということができる。このほか放射線,光 (紫外線) ,大気汚染,ウイルス,アルコールなども危険要因として考えられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by