緑黄色野菜(読み)リョクオウショクヤサイ

デジタル大辞泉 「緑黄色野菜」の意味・読み・例文・類語

りょくおうしょく‐やさい〔リヨクワウシヨク‐〕【緑黄色野菜】

有色野菜

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精選版 日本国語大辞典 「緑黄色野菜」の意味・読み・例文・類語

りょくおうしょく‐やさいリョクワウショク‥【緑黄色野菜】

  1. 〘 名詞 〙 ニンジンカボチャホウレンソウなど、色の濃い野菜ビタミンを多く含む。〔危険な食品(1968)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「緑黄色野菜」の意味・わかりやすい解説

緑黄色野菜
りょくおうしょくやさい

おもにカロテンを多く含む野菜厚生労働省栄養指導では,可食部 100gあたりのカロテン含有量が 600μg以上のものをさす。食品成分表によると,カロテン含有量が多いもの(3000μg以上)には,シソ(葉),パセリニンジンホウレンソウアシタバシュンギクコマツナニラオカヒジキなどがある。またカロテン含有量は 600μg未満だが,日常食品的でカロテンの摂取が多く期待できるものとして,トマトアスパラガスピーマンなども含む。

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知恵蔵 「緑黄色野菜」の解説

緑黄色野菜

有色野菜のなかで、カロテンを600mg(100g当たり)以上含むもの。他のビタミンやミネラルも多く含む。代表的なものは、サヤインゲンオクラ、カボチャ、ダイコン(葉)、トマト、ニンジン、ホウレンソウ、ピーマンなど。生活習慣病の発症老化の原因とされている活性酸素を消去する成分(カロテノイドポリフェノールなど)も多く含む。野菜の摂取は、肥満、がん、生活習慣病などの予防に有効とされているが、我が国の1日1人当たりの平均摂取量は270g(2004年調査)で、「健康日本21」で掲げる目標値(350g)を下回り減少傾向にある。米国での摂取量は、ファイブ・ア・デイ運動の成果で年々増加し、1996年に日本を追い抜き、その差が広がる一方。

(的場輝佳 関西福祉科学大学教授 / 2008年)

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栄養・生化学辞典 「緑黄色野菜」の解説

緑黄色野菜

 葉や茎などの色が濃く,ビタミン,ミネラルなどの栄養素を比較的多く含む野菜.四訂日本食品標準成分表では,カロテンを600μg/100g以上含むものを有色野菜として表示したが五訂では示していない.

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