発動機(読み)ハツドウキ

デジタル大辞泉 「発動機」の意味・読み・例文・類語

はつどう‐き【発動機】

動力を発生する機関エンジン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「発動機」の意味・読み・例文・類語

はつどう‐き【発動機】

  1. 〘 名詞 〙 動力をおこす機械。自動車用・船舶用・航空機用など各種の内燃機関総称。エンジン。
    1. [初出の実例]「電線を以て電気を伝ふれば車底の発動機(ハツトウキ)に通じて運転せしめ」(出典風俗画報‐一七号(1890)器財門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「発動機」の意味・わかりやすい解説

発動機 (はつどうき)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の発動機の言及

【エンジン】より

…日本語のエンジンという言葉は内燃機関の意味に使われることが多いが,さらに内燃機関と類似の働きをする種々の原動機に対する呼名としても広く使われており,厳密な定義はむずかしい。engineの日本語訳は,機関または発動機で,機関が種々の動力発生装置一般に対する総称として使われるのに対し,発動機は内燃機関に限定して使われ,したがって術語になった場合も,例えば内燃機関であるガソリンエンジンに対してはガソリン機関,ガソリン発動機という言い方がされ,一方,外燃機関であるスチームエンジンは蒸気機関と称されても蒸気発動機と訳されることはない。このように,機関,発動機という言葉はそれぞれの意味も比較的明りょうであるが,エンジンという言葉が多用されるようになるにつれて,その使い分けがあいまいになってきている。…

※「発動機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android