発泡コンクリート(読み)はっぽうコンクリート

精選版 日本国語大辞典 「発泡コンクリート」の意味・読み・例文・類語

はっぽう‐コンクリート ハッパウ‥【発泡コンクリート】

〘名〙 (コンクリートはconcrete) コンクリートにアルミ粉などを加え、加熱して発泡させ板状にしたもの。軽くて水に浮く場合が多い。断熱性、防音性にすぐれ、また、軽いので壁材とされる。〔欠陥住宅の見わけ方(1974)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「発泡コンクリート」の意味・わかりやすい解説

発泡コンクリート
はっぽうコンクリート

コンクリート中に多量の気泡を含ませた多孔質のコンクリート。気泡コンクリートともいう。アルミニウムのような金属粉をコンクリートの中に混入して水素ガスを発生させる方法界面活性剤を用いて泡を取込む方法,圧力変化で気泡をつくる方法,あらかじめつくった泡を含ませる方法などがある。強度的には難点があるが,軽量であり,耐火性が大きく,熱伝導率が小さく,防音効果の大きいことなどの利点がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android