登内微笑(読み)トノウチ ミショウ

20世紀日本人名事典 「登内微笑」の解説

登内 微笑
トノウチ ミショウ

大正・昭和期の日本画家



生年
明治24(1891)年2月2日

没年
昭和39(1964)年3月2日

出生地
東京・神田

出身地
長野県

本名
登内 正吉

学歴〔年〕
京都市立絵画専門学校〔大正14年〕卒

経歴
菊池契月寺崎広業師事。大正9年第2回帝展で「奈良の作(春日若宮、不退寺、末社の山)」が初入選。14年第6回帝展「歓喜光」、昭和2年第8回帝展「多武之岸春雪」が特選となり、官展を中心に活動した。4年第10回帝展では審査員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「登内微笑」の解説

登内微笑 とのうち-みしょう

1891-1964 大正-昭和時代の日本画家。
明治24年生まれ。寺崎広業(こうぎょう),菊池契月(けいげつ)にまなぶ。大正9年「奈良の作」が帝展に初入選,14年「歓喜光」,昭和2年「多武之峰春雪」が特選となった。昭和39年3月2日死去。73歳。東京出身。京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)卒。本名は正吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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