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登由宇気神 とゆうけのかみ

世界大百科事典 第2版の解説

とゆうけのかみ【登由宇気神】

日本神話にみえる神の名。伊勢神宮外宮(豊受(とゆけ)大神宮)の祭神。豊宇気毘売(とようけびめ)神とも。トヨ(ユ)は美称,ウケもしくはケは食物の意,すなわちこの神は内宮の天照大神(あまてらすおおかみ)に仕える食物神(倉稲魂(うかのみたま))である。平安期に成立した《止由気宮儀式帳》に縁起譚がみえる。雄略朝にアマテラスが神託を下し,丹波国比治の真奈井に座すトユウケノ大神を御饌都(みけつ)神として欲したため遷座させたという。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の登由宇気神の言及

【倉稲魂】より

…食物(稲)の霊魂のこと。ウカはケ,ウケと同じく穀物・食物を意味しており,記紀の神話には,倉稲魂命(うかのみたまのみこと)はじめ大気津比売神(おおげつひめのかみ),保食神(うけもちのかみ),登由宇気神(とゆうけのかみ)等々共通する性格の神が多くあらわれている。ほとんど女神として語られるのは穀物をはぐくむのが女性としての大地だからであろう。…

※「登由宇気神」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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