白タク(読み)シロタク

デジタル大辞泉 「白タク」の意味・読み・例文・類語

しろ‐タク【白タク】

白ナンバー自動車で不法にタクシー営業をすること。また、その車。

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精選版 日本国語大辞典 「白タク」の意味・読み・例文・類語

しろ‐タク【白タク】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しろ」はナンバープレートの色で、自家用車であることを表わす、タクは[英語] taxi の略 ) タクシーとしての営業免許を受けていないのに、客をのせ、運賃をとる自家用車。
    1. [初出の実例]「業者思想」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉日本)

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知恵蔵mini 「白タク」の解説

白タク

営業許可を受けず自家用車を用いてタクシー営業すること、またはその車のこと。日本では、タクシーは緑地のナンバープレートを付けるが、白タクは自家用車用の白地のナンバープレートをつけているためこう呼ばれる。海外の違法タクシーについても日本では白タクという。近年では、自家用車の登録ドライバーにスマートフォンを用い配車サービスを行う「ライドシェア(相乗り)ビジネス」が米国で生まれ欧米に広がっている。その代表的企業である米国の配車サービス企業「ウーバー」は、2015年2月に日本でライドシェアの運用実験を行ったが、国土交通省より道路運送法違反との指導を受け1カ月で中止した。15年10月には、安倍晋三首相が白タクの一部解禁を検討するよう指示したが、石井啓一国土交通相は慎重な考えを示している。

(2015-10-27)

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