白井関所跡(読み)しろいせきしよあと

日本歴史地名大系 「白井関所跡」の解説

白井関所跡
しろいせきしよあと

[現在地名]上野村楢原 白井

白井集落の東端、旧十石じつこく街道沿いにある。上信国境の十石峠の信州筋取締のために設けられた。寛永八年(一六三一)の設置、番頭黒沢氏と白井村百姓が交替で勤める番人二が置かれ、鑓二・長刀一・捫二・首股一・鳶口五・棒五・手錠二・捕鉤二・早縄五・番行灯一・挑灯二を備えていた。木戸は二間の二間半で、右左一二間の矢来があった(以上、元禄一六年「関所規定返答書」黒沢文書、正徳二年「番人扶持支給願」高崎市立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む