最新 地学事典 「白亜紀末絶滅事変」の解説
はくあきまつぜつめつじへん
白亜紀末絶滅事変
End-Cretaceous extinction event
顕生代五大絶滅のうちの一つ。白亜紀/第三紀境界に起こった生物大量絶滅事変。非鳥類型恐竜の絶滅で特徴づけられ,アンモナイト類やベレムナイト類など海生動物の約40%(属レベルでの試算)が絶滅したとされている。原因については,L.W.Alvarez et al.(1980)による地球外物質衝突説の提唱以来,数多くの議論と検証が繰り返されている。衝突説のほかに,寒冷化説・海退説・デカントラップに関連した洪水玄武岩噴出説等,さまざまな説が提唱されているが未決着。
執筆者:堀 利栄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

