白似田村(読み)しらにたむら

日本歴史地名大系 「白似田村」の解説

白似田村
しらにたむら

[現在地名]西彼町白似田郷しらにたごう

下岳しもだけ村の南にあり、東部みね岳がある。江戸時代は大村領の内海うちめに属する。「大村郷村記」に大串おおくし村内下岳村のうち白似田村と記され、田一一町四反余・畠一町五反余・山林野三七六町余、惣高六七石余のうち田六四石余・畠三石余で、内訳は蔵入地三斗余・新地二石余・私領六四石余、惣物成納高は米五俵余、竈数六〇のうち村大給一・小給二・蔵百姓三・私領五四、男女三二七で、宗旨別ではすべて法華宗、山運上・林運上・山手銀など一三二匁余のほか、麹場株・鍛冶・塩問屋・染屋株各一などの運上一〇三匁を上納

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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