西彼杵郡(読み)にしそのぎぐん

日本歴史地名大系 「西彼杵郡」の解説

西彼杵郡
にしそのぎぐん

面積:四九三・九二平方キロ
香焼こうやぎ町・伊王島いおうじま町・高島たかしま町・三和さんわ町・野母崎のもざき町・多良見たらみ町・長与ながよ町・時津とぎつ町・琴海きんかい町・外海そとめ町・大瀬戸おおせと町・西彼せいひ町・西海さいかい町・大島おおしま町・崎戸さきと

明治一一年(一八七八)の郡区町村編制法の公布に伴い、彼杵そのき郡が長崎区および東彼杵郡と西彼杵郡に分割された。西彼杵郡役所は上長崎村に置かれ、五四ヵ村を管轄し、戸数二万七千六二〇・人口一三万四千七三一であった(地方沿革略譜)。同二二年の町村制施行に伴い新たに四六ヵ村に編成された。同三一年深堀ふかほり村より分村して香焼村、同年七月ふち村が分村して小榊こさかき村が成立、同年一〇月淵村は長崎市・浦上山里うらかみやまざと村に編入される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報